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クリエーティブディレクターとして前線を走りながらも複数の会社を経営し、イラストの学校、趣味のバンド、と超多忙な日々をおくる佐藤さん。
エネルギッシュでマルチな才能をもつ氏のSTART LINEとは?

─ズバリ、佐藤さんのスタートラインを教えてください!
 実はバンドマンになりたくて、学生時代はずっと音楽をやってたんです。でもある日、キーボードの女の子が僕のバンドノートのジミヘン(※)の落書きをみて、「すごいじゃない」、って(笑)。その子は美術大学に通っていて、今はもうプロフェッショナルになっていますけどね。それからイラストの仕事を紹介してもらうようになったことが始まりです。理工学部にいて設計図を書いていたことも、罫線などのグラフィックツールを創る仕事に繋がりましたね。

─学校に通ったりしましたか?
 在学中に僕がイラスト界のジョン・レノンだと思っている故・河原淳先生に師事してイラストの原点だとかポリシーを徹底的に教わりました。現代デザイン研究所というプロ向けの学校兼事務所のようなところだったんですが、面白かったですね。仕事が早かったので明るい夕方からビールを飲んだりしてね(笑)。それで、今度は僕自身がイラストレーションの学校をはじめたんですよ。ライバルを増やすために(笑)。

─イラストレーターの仕事の魅力は?
 この仕事は好きな時間に自宅でできるし、勿論ビジネスにもなるし、何と言っても愉しくて仕方がない。ついつい夜遅くまで熱中してしまいます。これは今だにそうです。いつも自分の好きなことで、自分が満足する表現ができるようになりたいと思って取り組んでいます。

─色々な活動をされていますが、湧き出すようにアイデアが生まれるんですか。
 ご飯を食べなかったら走れないわけですから、やっぱりいろんなものをいつでも自然に吸収していますよね。ですからアイデアの枯渇なんてあり得ないわけで。今は会社も経営していますから、仕事のパイが大きくなればなるほど、辛さも倍増することは確かです。でも得られるもののほうが遥かに大きいですよ。クリエーティブな作業は、信頼し合って創り上げていくものですから人とのつながりは不可欠ですよね。周囲と一緒に育ってきたんだと思います。僕にとっては人がいることが重要なのであって、仕事があることが重要なのではないんです。結果として仕事がついてきたというかね。勿論自分の作品の価値を意識していないと職業として成り立ちませんから、作品に妥協はしませんよ。特にイラストやデザインは一目瞭然ですしね。

─そういう意味では作品ひとつひとつが真剣勝負の営業ツールですね。
 と思って創っているわけじゃないですけどね(笑)。

─最後にスタシオ読者へのメッセージを!
 僕も目先のことに翻弄されて焦った時期はありましたが、将来のビジョンが自分を支えると思います。自分の将来的な方向性を定めた上で、好きな分野にとことん切り込んでいってください。その人特有のオリジナリティという部分にこそ仕事が発生するのだから、長所をポジティブに伸ばしていってほしいと思います!

※ジミ・ヘンドリックス/60年代のアメリカに降臨したギターの神様。


佐藤さんの、今これが熱い!

xshibuya(クロスシブヤ)
活動の場を求めているクリエーターと企業を結びつけるソーシャルネットワークサイト「クロスシブヤ」がスタートしました! 簡単に言えばクリエーティブなビジネスマッチングサイト、といったところです。サイトはWebマガジンと、SNSサイトに分かれていて、WebデザイナーやADやカメラマンなどから、ジュエリーデザイナーやダンサーまで参加しており、交流の中で日々新しいクリエーティブが生まれています。クリエーター諸子!積極的に参加してください!
http://www.xshibuya.jp
http://sns.xshibuya.jp
※http://sns.xshibuya.jpは招待制のSNSサイトです。
佐藤豊彦/Toyohiko Sato
SUPER STUDIO. INC.

1958年生。クリエーティブディレクター、イラストレーターのほか多彩な肩書きをもつマルチクリエーター。大手企業Webサイトをはじめ雑誌、書籍などのグラフィック全般を数多く手がける。また写真や音楽もこなす超多忙人。
http://www.superproject.jp/

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